こんにちは♡りんこです。
今回の記事ではマイルを実際に使うという言う視点で詳しく記事にまとめました。気になる項目をチェックしていてくださいね♡
Contents
★知って得する航空券タイプ
ANAマイルで重要になってくるストップオーバーとオープンジョーについて学んでいきます。
★ストップオーバーとオープンジョー
ストップオーバーとは飛行機の乗り継ぎをする際、乗継地点で24時間以上滞在することを言います。
オープンジョーとは往路と復路の発着地が片方または両方とも別の地点となる航空券のことを指します。
ストップオーバーに関しては乗り継ぎと比較しながら、オープンジョーに関しては、単純往復と比較しながらお話を進めていきます。
乗り継ぎ
乗り継ぎは24時間以内に移動することを言います。
例えば東京からヴェネチアに行く際にアブダビを経由した場合、24時間以内であれば観光などもOKです。
意外と知られていないのですが、乗り継ぎのときは一回空港を出ることも可能で、乗り継ぎの間に参加可能なツアーなんかも組まれていたりするんです。
経由地であるドバイで軽いショッピングを楽しんだり、エミレーツパレスホテルで美味しいカプチーノを頂いたりもできちゃいます。(エミレーツパレスホテルのカプチーノはなんと、金粉が乗ってるんです!わたしも写真でしか見たことがないのですが、気になってます)
乗り継ぎのポイントとしては、1時間以内で乗り継いでもいいし、23時間以内に乗り継いても良いんです。
敢えて長めの乗り換え時間を取り、ラウンジでゆっくりしたり、空港から都市部に出て観光することもできます。
ストップオーバー
ストップオーバーとは、乗り継ぎ地点で24時間以上滞在することを言います。
乗り継ぎは24時間以内という制限があるのですが、ストップオーバーは24時間以上滞在できるのでできることはかなり増えてきます。
例えば、ラグジュアリー系のホテルに宿泊して、そのあとアフタヌーンティーをして、ドバイはラクダに乗るツアーがあるのでそれを体験してからヴェネツィアに行くコースを作ることができます。
ポイントとしては1回の旅行で2カ国分楽しむことができます。これはお得ですよね〜!
単純往復
単純往復とは往路の到着地と復路の出発地、往路出発地と復路出発地が同じということです。
例えば、東京からパリに行ってパリから東京に戻るシンプルな旅程です。
ポイントとしては1都市をじっくり観光したい人向けの航空券です。
オープンジョー①
オープンジョーとは往路と復路の出発地が片方、または両方とも別の地点となる航空券のことを言います。
チケットには行きと帰りで違う飛行場名が記載されています。
図は東京(羽田空港)からミラノ(ミラノ・マルペンサ国際空港)に行って、ミラノからバス移動でパリ(シャルル・ド・ゴール国際空港)に行ってパリから東京に戻ってくるというコースです。
ポイントとしては複数の都市を効率よく旅行ができて、現地の移動も楽しめるということです。
オープンジョー②
東京からパリに行ってパリからミラノまでバス移動をして、ミラノから大阪にいき、大阪から新幹線で東京に戻ってくるコースです。
こうなると旅の自由度は更にさらに高まりますよね。
周遊旅行がしたい方にはとてもおすすめの航空券のとり方になります。
続いては、ANAマイルを活用して飛行機に乗るときの発券ルールについて学んでいきます。国内線と国際線でルールが違うので一緒に学んでいきましょう。
★ANA特典航空券の発券ルール
ANAマイルを使って飛行機に乗れる特典航空券はルールが複雑なんです。
一方でルールを理解していれば思いも寄らない楽しい旅行計画をお得に立てることができます。
★ANA特典航空券の分類3つ
ANA国内線特典航空券
ANAが就航している国内線に乗船可能で片道発券が可能。「トクたびマイル」などのキャンペーンがあります。「トクたびマイル」はお得なのでぜひ使って行きましょう。
ANA国際線特典航空券
ANAが就航している国際線に就航が可能。提携航空会社を使うのに比べて、必要マイル数が少ない場合もあります。
ローシーズンは特に必要マイル数が少ないです。
提携航空会社特典航空券
スターアライアンス加盟会社の飛行機を利用できます。海外乗り継ぎができ、柔軟な旅行日程が立てられます。
それでは、次の項目からANA国内線特典航空券のポイントを4つご紹介していきますね♡
★ANA国内線特典航空券のポイント4つ
ANA国内線特典航空券のポイント4つはこちらです!
✔️距離制とシーズン制
✔️片道発券
✔️トクたびマイル
✔️予約期間
一つ一つ詳しく解説していきますね。
★距離制とシーズン制
さて、距離制とシーズン制についてです。
横軸は距離のマイルを指し、
縦軸はシーズンを表しています。
これをマイルチャートと言います。このテキストではこのマイルチャートをよく使用していきますね。
LはローシーズンRはレギュラーシーズンHはハイシーズンの略称になります。
例えば、上部のANA国内線は鹿児島であればローシーズンだと6,000マイル、レギュラーシーズン7,500マイル、ハイシーズンであれば9,000マイルと書かれているのがお分かりかと思います。
それが、下部のトクたびマイルを利用すると鹿児島は4,500マイルとなるんです!
トクたびマイルを使うと、ローシーズンの6,000マイルよりもお得に飛行機に乗ることができます。
※このトクたびマイルは時期によってキャンペーンがやったりやらなかったりがあるので随時HPをチェックする必要があります。
続いてANA国内線の予約期間です。
★ANA国内線の予約期間
ANA国内線の予約期間は、夏ダイヤと冬ダイヤに分かれます。
夏ダイヤは1月下旬の予約が開始で3月の最終日曜日から10月の最終日曜日の直前の土曜日が予約期間になってきます。
冬ダイヤは8月下旬の予約開始で10月の最終日曜日から翌年の最終日曜日の直前の土曜日が予約期間です。
ここまでがANA国内線のお話でしたが、次からはANA国際線についてお伝えしていきます!
★ANA国際線特典航空券のポイント4つ
ANA国際線特典航空券のポイントも4つです。
✔ゾーン制とシーズン制
✔往復発券
✔乗り継ぎ/ストップオーバー
✔海外発券であればストップオーバー1回可能。
✔予約期間
こちらも1つ1つ確認していきますね♡
★ゾーン制とシーズン制
マイルチャートの横軸は場所を表しています。
縦軸のLはローシーズンRはレギュラーシーズンHはハイシーズンです。
子連れに人気のハワイはビジネスクラス、ローシーズンは60,000マイル。
レギュラーシーズン65,000マイル、ハイシーズンは68,000マイルです。
赤色は個人的にお得感がある場所に色を塗ってみたので、もしよかったら気になる場所をチェックしてみてください〜!
次からは色んなパターンにおける必要マイル数を一緒に見ていきます。
直行便の例1つ目
東京(ZONE1)→パリ(ZONE7)→東京(ZONE1)
レギュラーシーズン、ビジネスクラスであれば9万マイルで往復が可能です。
直行便の例2つ目
東京(ZONE1)→パリ(ZONE7)→東京(ZONE1)
ローシーズン、レギュラーシーズンでビジネスクラスであれば8.5万マイルで往復が可能です。
《計算方法》
8.5万マイル
=(往路必要マイル数+復路必要マイル数)÷2=(8万マイル+9万マイル)÷2
クラス混在の例
東京(ZONE1)→パリ(ZONE7)→東京(ZONE1)
レギュラーシーズン、エコノミークラス/ビジネスクラスであれば7.25万マイルで往復が可能です。
《計算方法》
7.25万マイル=(往路必要マイル数+復路必要マイル数)÷2
=(5.5万マイル+9万マイル)÷2
応用編
ANA国際線特典航空券では、往路と復路で国内最大2回乗り継ぎが可能です。同じ7.25万マイルで国内線を追加できてしまうんです。
国内乗り継ぎの例
鹿児島→東京(ZONE1)→パリ(ZONE7)→東京(ZONE7)→鹿児島の場合
《計算方法》
7.25万マイル
=(往路必要マイル数+復路必要マイル数)÷2
=(5.5マイル+9万マイル)÷2
こんなに飛び回っているのに、必要マイル数は7.25万マイルでお得すぎますよね!
それではANA国際線の予約期間です。
★ANA国際線の予約期間
復習:
ANA国内線は夏ダイヤと冬ダイヤに分かれます。夏ダイヤは1月下旬の予約が開始で3月の最終日曜日から10月の最終日曜日の直前の土曜日が予約期間になってきます。
冬ダイヤは8月下旬の予約開始で10月の最終日曜日から翌年の最終日曜日の直前の土曜日です。
ANA国際線の予約期間は旅程の「復路」搭乗日の355日前の午前9時〜予約可能です。
ポイントとしては国内線予約期間より、予約可能期間が広いということです。
それでは最後のセクションです。
提携航空会社特典航空券について詳しく見ていきます。
★提携航空会社特典航空券のポイント4つ
提携航空会社特典航空券のポイントは4つあります。
✔ゾーン制 ANA国際線特典航空券にあったシーズン制は提携航空会社特典航空券ではなくなっています。
✔往復発券
✔乗り継ぎ 日本国内で往路復路それぞれ2回で利用可能です。
日本以外では往路復路2回利用が可能です。乗り換えはエリアの中で規制があります。
✔ストップオーバー
乗り継ぎ箇所のいずれか一箇所で利用が可能です。
★押さえておきたいZONE1-A ZONE1-Bの違い
提携航空会社利用時は、同じ日本(ZONE1)発着でも2種類にZONEに分かれます。
《ZONE1-A》海外への単純往復のみor乗り継ぎが国内のみで国外での乗り継ぎをしない場合に適用されます。
ポイントとしては《ZONE1-B》に対し、必要マイル数が少なくてすみます。
《ZONE1-B》海外で乗り継ぎをする場合、《ZONE1-B》が適用されます。
ポイントととしては必要マイル数は多くなるが海外乗り継ぎ利用で多くの国を訪問可能です。
つまり、《ZONE1-A》は海外乗り換えがなし《ZONE1-B》は海外乗り換えがあります。
★押さえておきたい乗り継ぎ地点の制限(エリア制約)
出発地/目的地以外のエリアでは乗り継ぎができません。
エリア1は北米・中米・南米・ハワイなどで
エリア2は欧州・中東・アフリカなど
エリア3は日本・韓国・中国・東南アジア・南アジア・南西太平洋です!
エリア3の日本(出発地)からエリア3のシンガポール(目的地)
の往復場合、エリア2のパリでの乗り継ぎは不可です。
あまりに不自然な飛行ルートにならないよう制限が掛かっています。
ゾーン制ZONE1-A
ZONE1-Aのマイルチャートはこちら。
以下で説明しますが、海外乗り継ぎがないZONE1-Aが適用される場合、ZONE7の欧州往復には90,000マイルが必要となります。
ゾーン制ZONE1-B
ZONE1-Bのマイルチャートはこちら。
海外乗り継ぎができるZONE1-B適用の場合、例えばZONE7の欧州往復には95,000マイルが必要になります。
それでは具体的に見ていきましょう。
単純往復の例
まず一つ目は、
東京(ZONE1-A)→パリ(ZONE7)→東京(ZONE1-A)の場合の例です。
提携航空会社利用時でも海外乗り継ぎを利用していないのであればZONE1-Aが適用されます。
上記ルートであれば、パリまでの往復で9万マイルが必要ということですね。
国内線乗り継ぎの例
次に、国内線乗り継ぎを追加した例が、上記図となります。
鹿児島など、地方在住の人が使う特典航空券のイメージですね。
国内線乗り継ぎをしていても海外乗り継ぎを利用していないのであればZONE1-Aが適用されるため、単純往復の場合と同じく90,000マイルだけで搭乗可能です。
さらに、ポイントとしては往路と復路いずれでストップオーバーが可能。パリの観光に加えて東京の観光もできちゃいます♡
海外乗り継ぎの例
鹿児島→東京(ZONE1-B)→パリ(ZONE7)→シンガポール(ZONE4)→東京(ZONE1-B)→鹿児島の例です。
海外乗り継ぎをする場合はZONE1-Bが適用されます。9.5万マイルです。
ポイントとしては往路・復路いずれかでストップオーバーが可能。
パリ観光に加えてシンガポール観光もできます♡
国内線+海外乗り継ぎの例
鹿児島→東京(ZONE1-B)→パリ(ZONE7)→シンガポール(ZONE4)→東京(ZONE1-B)→鹿児島に帰って来る例です。
海外乗り継ぎに国内乗り継ぎを追加しても、必要マイル数は変わらず9.5万マイルです。
提携航空会社特典航空券の場合、往路・復路いずれかでストップオーバーが可能ですので、シンガポールでストップオーバーしない場合、東京でストップオーバーすることも可能です。
このように、提携航空会社特典航空券を使いこなせるようになると、沢山の国に飛び、自由な旅行ができるようになります♡
マイルを使う上でのポイント
マイルで一番難しいのは実際にマイルを使うことです。
ここで、ANA特典航空券の特徴を押さえておきましょう。
ANA特典航空券の特徴
355日前の午前9時から予約が開始されます。ちなみに新規予約や予約変更期限は搭乗日4日前までです!けっこう直前でも予約ができるんですよね!ただし、繁忙期は開始直後に予約が埋まります。ANA上級会員枠があるので一般会員は特に大変です。
私達夫婦も一般会員ですが、1日2.3回チェックをするとたまに空席が出ているのでそこですかさず予約をしています。
“Grasp fortune by the forelock.”
(幸運の女神には、前髪しかない、チャンスは一瞬!)
実際に私達夫婦がやっていること
・行きたいところをリストアップする
・空席が出たら迷わず予約をする
・ おすすめはfeedlyというアプリででマイル系ブロガーの人を50人ほどフォローすると最新のトレンドがわかります。
「調べるのが大変」「貯め方が複雑」「予約が難しい」だからこそお得にビジネスクラスに乗ることができます。
マイルは有効期限があるので、うまく使えるかが不安なところだと思います。
マイルの有効期限が来る前に、特典航空券で旅行に行かないといけないのか?というご質問を頂きましたが、マイルの有効期限が来る前に、特典航空券の発券さえしておけば大丈夫です。
特典航空券で実際に飛ぶ日は、有効期限のあとでも大丈夫です♡
例えば、マイルが9月20日に執行するとしたら、9月20日までにマイルを使って、特典航空券の予約と発券をすればいいということになります。
基本的に、特典航空券の有効期限は発券日から1年なので、発券日から1年以内であれば、出発日は好きな日に設定ができます。(例外もあります)
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